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ぬいぐるみ�と聴診器

小児科

対応できる症状

対応できる症状

発疹

発疹が出現したタイミング(例えば発熱との関係、発熱と共に出現とか、解熱時に出現など)、外観(水イボ、赤いプチプチなど)、かゆみの有無、出現した場所(顔、頭部、背中やお腹、お尻など)を教えてください。

発疹を伴う主な疾患では、水痘、はしか、風疹、突発性発疹、じんましん、汗疹(あせも)が挙げられます。

急な高熱

一般に乳幼児期の発熱とは38℃以上を意味します。吐いたり、下痢はしていませんか?乳児期では便秘に伴う発熱は頻繁に認められます。排便が無い場合にはまず浣腸を行ってください。幼児期以降では、急性の感染症が主な原因になります。発熱時には発疹の有無や外観を観察して医師に伝えてください。

腹痛

乳児:激しく泣く場合には嘔吐や血便の有無を確認してください。腸重積症の可能性がありますので、気になる時は小児科へ。

幼児・学童期:急に痛みを訴え始めたのか、時々痛むのかを確認してください。また、発熱の有無も病気を診断していく過程で重要な要素になります。

激しい咳

まず発熱の有無を確認してください。次に痰が絡んでいるかを確認してください。乳幼児では年齢別に病気の特徴があります。

6カ月以内の乳児:三種混合ワクチンを接種する以前では百日咳の激しい咳発作の可能性があります。

幼児・就学児:急性上気道炎(感冒)や肺炎の可能性が高くなります。

けいれん

発熱を伴っていますか?発熱を伴っている場合には、まず『熱性けいれん』が疑われます。初めて熱性けいれん(ひきつけ)を見た場合には気も動転すると思います。しかし、吐物が喉に詰まったりしないかぎりは死に至ることはありません。発熱を伴わないけいれんが起きた場合にはすみやかに近くの病院へ搬送してください。

鼻づまり

乳児期早期(3カ月くらいまで)の赤ちゃんは、うまく口で呼吸ができません。鼻がつまると非常に苦しそうな呼吸をしますし、授乳時間が長くなります。夜も寝苦しそうに頻繁に泣きます。鼻水を吸ってあげて、ひどい場合には小児科を受診してください。

頭髪・爪

新生児の後頭部脱毛や爪の血豆などは様子を見ていても大丈夫です。しかし、明らかに痛みがあったり、化膿して腫れている場合には医師に相談してください。また、ちゃんと髪の毛を洗っているのに耳の後ろや後頭部に白いフケのような物が毎日付着しているときには『頭シラミ』の可能性があります。

軟便・下痢

乳幼児では1日に3回以上排便する子は珍しくありません。特に生後1~2カ月の母乳を飲んでいる赤ちゃんの便は柔らかくて、回数も多くなります。また、乳幼児は食べ物や水分の取り方でも下痢になることがあります。機嫌が良く、食欲もあるのなら心配はいりません。血便が出たりした場合には食中毒が疑われますのですぐに近くの医療機関を受診してください。

目の異常

赤ちゃんは目やにが出やすいのですが、涙が異常に多かったり、他に気になることがあればご相談ください。

目やにと共に痛みを訴える時には、結膜炎・麦粒腫・角膜炎の可能性があります。また、目が充血したり、目やにが出ても、はしかや川崎病などの全身疾患である場合があります。

食欲不振

乳幼児が夏場に食欲が突然無くなった場合には、①機嫌は良いか、②発熱していないか、③よだれが増えていないかについて確認してください。発熱(38℃以上)を伴っている場合やよだれが増えている場合には、『ヘルパンギーナ』という夏風邪で喉の奥に水疱ができて非常に痛いために食欲が無い可能性があります。

対応できる疾患

対応できる疾患

アトピー性皮膚炎

この病気の治療にはステロイドを含んだ軟こうの使用が基本であり、主治医との信頼関係が大きな要因となります。

一度治療を始めたら主治医と緊密な連絡を取りながら、子供たちの環境整備に注意してあげてください。

小児ぜんそく

乳幼児期のぜんそくは診断も困難であり、治療の作用によって、ぜんそくの診断を確定することもあります。服薬指導も大切ですが、発作の出ていない時期にハウスダストの除去、乾布摩擦などによる体質改善などの家族総出の地道な努力も重要です。

学校検尿異常(血尿、蛋白尿)

学校検診にて尿異常を指摘され、受診される患者さまの大半は『体位性蛋白尿』というもので、特に心配される必要はありません。しかし、頻度は少ないのですが、ネフローゼや糸球体腎炎などの長期間に及ぶ治療が必要な方もいらっしゃいます。とにかく検診にて尿検査の異常を指摘された場合には、朝一番の尿を採取して近くの小児科へ持参してください。

尿路感染症

乳幼児期の尿路感染症は、原因不明の発熱の中で重要な位置を占めています。特に近年の紙オムツは水分保持力が改善されたために長時間交換しないまま使用しているご両親が増加しています。私の医院では家庭ではできるだけ布オムツを使用し、外出時の紙オムツの使用もまめに交換するように指導しています。

肺炎

小児科では患者さまの年齢によって肺炎の症状も大きく異なります。乳児期の肺炎では授乳力の低下に気づくことが多く、咳などを伴わない場合もあります。幼児期には元気が無い、食欲が無いなどの症状と共に一日中続く咳を伴います。就学期以降では成人の肺炎と同様に喀痰を伴う頑固な咳や全身倦怠感などを訴えます。肺炎の種類によって抗生剤を選ぶために喀痰検査を行うこともあります。

貧血

鉄欠乏性貧血は成長期の小児に高頻度で認められます。大半の症例では食事指導によって食物から摂取する鉄分だけで改善するのですが、重症な場合には3カ月ほど鉄剤の投与を行います。

脳炎・脳症

急性の脳炎や髄膜炎では高熱と共に嘔吐を伴い、意識障害(ぼんやりしている,問いかけに答えない)やけいれんを来すことがあります。風邪の後にぐったりして食欲もなく、発熱・嘔吐を認める場合には早期に小児科を受診するように努めてください。

小児の肥満

小児における肥満は、生活習慣病予備軍の始まりと考えてください。「少しふっくらしている」という親の主観は要注意です。母子手帳に掲載されている身長・体重の図を参考にして、子供の発育を記録してください。

その他

その他

予防接種

当院では各種予防接種(インフルエンザ、MR、肺炎球菌、おたふく、Hib,日本脳炎、二種混合、四種混合、水痘、B型肝炎、ロタウイルス、子宮頸癌)を予防接種専用室で行っています。 火・木・土曜日の9-12時、13-16時に実施しておりますので、来院時には母子手帳と予防接種問診表を持参してください。

また、予防接種に関するご質問はお気軽にご相談ください。

ワクチン料金(自費)

ワクチン

料金

MR

8,500円

水痘

6,000円

おたふく

4,000円

ロタ

7,500円

ヒブ

6,000円

R1.10.1~

ワクチン

料金

(肺炎球菌)プレベナー

9,500円

日脳

4,500円

DT

2,500円

子宮けいガン(4価)

17,000円

四種混合ワクチン

8,000円

インフルエンザワクチン(毎年9月に料金が決定します)

2021年は
13歳以上  :3,500円
3歳~12歳:3,000円×2回
~3歳未満 :2,000円×2回

健康相談・保健指導

乳児の後期健康診断(9~11ヶ月検診)を行っています。予約は必要ありませんので、診療時間内にご来院ください。 母子手帳と検診の問診表をご持参ください。小児のアレルギー検診・乳幼児保健指導も行っております。

また、育児に関するご質問も遠慮無くお尋ねください。

健康診断

特定健診(40歳以上の国民健康保険を持つ堺市民対象)をはじめとして各種健康診断を行っております。また、受験や就職時に必要な健康診断も行っております。予約は必要ありませんので、診療時間内にご来院ください。

『覚醒剤や麻薬の使用癖についての証明』が必要な健康診断書は出来る限り公立病院にて取得していただきますようお願い申し上げます。

健康診断価格表

(税込・用紙代込)

1

血圧

尿

2,500円

2

血圧

尿

視・聴力

3,500円

3

血圧

尿

心電図

4,000円

4

血圧

尿

レントゲン(肺)

4,500円

5

血圧

尿

視・聴力

心電図

5,000円

6

血圧

尿

視・聴力

レントゲン

5,500円

7

血圧

尿

レントゲン

心電図

6,000円

8

血圧

尿

視・聴力

レントゲン

心電図

7,000円

10

検便(腸チフス・パラチフス・赤痢・サルモネラ・O-157)

2,500円

◆​診断書(サッカー・空手等のゲーム参加等)→2,500円
​◆同意書→2,000円
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